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太陽光パネルが雪の重みで破損する原因

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太陽光パネルが雪の重みで破損、倒壊する事故は結構起きています。住宅用はもちろん、産業用も破損事故はありますが、パネルの強度からすると豪雪地帯でなければ問題ないと思っている方も多いようですが、施工方法や施主の過度なレイアウトの要求により設計の過失のような太陽光発電所は多々あります。
太陽光パネルの強度はメーカーのHPやカタログに掲載されていますが、その試験方法まで詳しく確認してみてください。水平に置いたパネルに加重を掛けるものや、メーカー指定の架台を使用した場合、ボルト留めのみという条件が指定されています。一般的なパネルを挟んで固定する4点留めで5400Paをクリアするパネルは少ないのではないでしょうか。
そして架台の高さ不足により滑り落ちた雪が溜まって、これ以上落ちる事が出来ない場合に下部のパネルに想定外の加重が掛かります。そんなこんなで架台が設計強度以上の加重を受けて座屈現象から倒壊します。
今現在は大丈夫ですがもう一度50センチ以上の雪が降れば危うい太陽光発電所の写真です。

コメント

  1. 通りすがり(別人28号) より:

    角度20度以下は覚悟したほうがよいかもしれません。
    10度超えたら、雪を透過した光がパネルにあたり、表面で熱を持つのでドンドンずれ下がるんですが。

  2. HP管理人 より:

    今回の雪で倒壊した太陽光発電所は有ったのでしょうか?
    こちらの明日の最高気温は3度の予報です。