太陽光発電は単価の下落に伴い今後は下火になりそうですが、そこで注目されているのが小型風力発電なんですが、こちらは設置場所の選定が一番収益を得ることが出来るか、失敗するかのポイントとなります。
風力発電に適した場所とは
・年間平均風速6m以上
・送電線までの距離
・敷地への接道状況
・周辺に民家などがない
・地価が安い
これらの条件を満たす土地を選定する必要があるわけですが、「年間平均風速」以外は太陽光発電の用地選定難易度と変わりがありません。
一番難しい年間平均風速がなんとなくわかるポイント
NEDO:局所風況マップ
http://app8.infoc.nedo.go.jp/nedo/
こちらを見れば大体わかるのではと思うのですが、ポイント毎に約束された値ではありませんし、実際に風車を立てるとなると風況測定を数年間行ってみなくてはわかりません。
それでも、ばらつきは激しいようです。
昔の500Kwクラスや現在の大型の2Mクラスの風力発電施設がある場所へ行って、現地の周辺を見れば大体気が付くと思いますが、立木が風で斜めになっている場合や風の影響で大きく上に伸びることが出来ない場所が、土地が風力発電に適した土地ということがわかります。
周辺の立木が天に向かって20mぐらいの高さまで垂直に育っている土地はほぼ無理です。
へたくそな絵ですいません。
小型風力の場合は、この周辺から最適なポイントを見つけるのが確実ではないでしょうか?
私も色々な土地を探しましたが、風が強い場所には送電線がない。
送電線がある場所は風が弱いということで断念しました。
そして昨年の認定取消し事件?でしょうか?
大型風車でもブレーキ系統の故障が起きているようです。
大型風車並みにフルコントロールする機構を小さな筐体に押し込み、20年間安定して発電できる可能性は低く難しいと判断しました。(あくまでも私の個人的な思い込みです。)
シンプルな構造の風車がほしい
風力発電でちょっとだけ期待しているのが、ブレードのピッチコントロールなどを除いたシンプルな構造の風車です。出来れば強風時にブレードが変形し(倒れる)失速するものがあれば欲しいかも知れませんが、今のところ太陽光発電と比べるとリスクが大きいと感じていますので、様子見といった感じです。
ちなみに、岩手の北部はメガ風車の展示場に変貌しそうです。
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