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刈払機シーズン終了後の保管方法

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刈払機等の2サイクルエンジンを長期間保管する場合

刈払機等の2サイクルエンジンを、長期間使用しない場合は燃料の混合油がキャブレター内で固まりエンジンの調子が悪くなる場合があります。

2ヶ月以上使用しない場合は刈払機の燃料タンクから燃料を抜き、さらにキャブレター内の燃料も抜いておけば、次に作業をする場合にエンジンの始動がスムーズに行なえます。

 

東北では11月で刈払機は使うことは無くなり、翌年の3、4月頃までの約5ヶ月エンジンを掛けることはないので、毎年シーズン最後に燃料を抜く作業を行って、保管しています。

刈払機の燃料の抜き方(キャブレターの燃料の抜き方)

私が行っている作業方法です。




1 普通にエンジン始動

一度エンジンを始動し停止(30秒程度でエンジンが温まればOK)

リコイルを一度引くだけで掛かるように準備する。

 

2 刈払機の燃料タンクから混合油を抜く

刈払機の燃料を保管する容器を準備し燃料を排出します。

刈払機の燃料キャップを外し傾けて燃料を排出する。

刈払機の燃料タンクは形状が歪な場合がありますので、傾けて完全に燃料タンクを空にする必要があります。

 

3 燃料タンクが空のままエンジン始動

燃料タンクが空になったら、再びエンジン始動しそのまま放置

キャブレターの燃料が空になるまでアイドリング状態で放置します。

1分から2分ぐらいでエンジンが停止すれば完了です。

エンジンが停止する直前は燃料が薄くなり回転数が上がり停止します。

 

※燃料が残っているといつまで経っても、エンジンは止まりません。

 

翌年にエンジンを始動する場合は、混合燃料をタンクに注ぎ、プライマリーポンプでキャブレターに送りチョークを閉じて始動です。(通常の手順での始動方法です。)

 

抜いた燃料は?古い燃料は?

 

燃料タンクにはホコリやゴミも入り込みますので、排出した燃料はお住まいの自治体の処理方法に従って処理し、再利用はしないほうが良いです。

混合燃料は長期間保存すると、酸化するので、1ヶ月以上古い燃料は使用しないほうが良いでしょう。

 

 

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